今回はPJC Phase1 Week1からWeek3までの、ダメージ関連のデータをみていこうと思います。ただの観戦勢の戯言ですが、どうぞよしなに。
まずは週ごとの各チームのダメージ組成です。
どの週を見てもE36とUSGが明らかに高いダメージを出しています。青で示したARのダメージではそれほど大きな差は付いていませんが、赤で示したDMRのダメージは大きな差があります。ほとんどのチームは、E36とUSGの半分以下しかDMRダメージを出せていません。ここまでの差があるとDMRの使い方に明確な差があると思います。
次に様々な数値をまとめた表です。
表1. 生存時間当たりのダメージ、与ダメージと被ダメージの差、DMRとARのダメージ差、ダメージ割合まとめ
(Dm:ダメージ、DmT:被ダメージ、St:生存時間、ダメージ差:与ダメージから被ダメージを引いた値、DMR, AR差:DMRダメージからARダメージを引いた値)
順位が低いチームで被ダメージが与ダメージを超えるのは当然の結果だと思いますが、少しマイナスが大きい気がします。
そして、交戦距離が短いのかDMRよりもARで多くダメージを出しているチームが多く、Week3では10チームもいます。正直、過半数を超えているのは異常事態な気がします。
PUBGというゲームの性質上、序・中盤では特にDMRでの撃ち合い、牽制などが多く発生します。自分たちの領域を確保するために相手チームを動かす手段にもなりますし、キルスティールを狙う事もできます。
DMRよりARでダメージを出して高順位を取っているのはNHぐらいです。NHの選手たちぐらいベリルを当てられて、立ち回りが完璧ならば問題ないかもしれません。
どんなに強いチームでもインファイトをすることはリスクが大きいです。人数が削られやすいですし、ダウンしただけでも漁夫が来て全滅の可能性があります。DMRでダメージを出すに越したことはない気がします。
参考までに最近の海外大会の表も載せておきます。
PAC3 の時はDMRダメージの方が高いチームが多くいます。E36が入ったことによってDMRで撃ち合えなくなったのか、メタが変わりすぎたのか、謎です。
海外チームは与ダメージが高いと被ダメージも高くて撃ち合ってる印象ですが、日本チームは一方的に撃つ側と撃たれる側に分かれてる気がします。
徐々に下位チームの動きも改善されて、結果が出てきているように見えるのも面白いですね。試合数が多いと選手は大変だと思いますが、観ている側は変化を感じられるので楽しいです。
Grand Finalも楽しみましょう。
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