2/26、2/27に行われたPWS 2022 Phase1 Week1 Weekly Finalのデータを見ていきます。
今回は先にグラフを載せて、後でまとめていろいろ気になった点について書きます。
ただの個人的な意見で稚拙な文章ですが、興味がある人は読んでいただけたら幸いです。
注目チーム
グラフを見るうえで注目していきたい5チームを挙げておきます。
堂々の1位 emTek StormX
2位 Ghibli Esports
THMチームTop 全体4位 ShuaiGeDui
韓国予選1位 Kwangdong Freecs
日本チームTop ENTER FORCE.36
グラフと表
※グラフ・表内の順位ではOPGGが5位、KDFが6位になっていますが、ルールの変更が反映されておらず実際はOPGGが6位、KDFが5位です。
得点表
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/03/image.png)
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順位獲得数
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ポイント推移
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キルポイント/順位ポイント
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ダメージ内訳
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/03/image-8-1024x634.png)
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ダメージデータ
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Dm /St(10min):生存時間10分あたりの与ダメージ
DmT /St(10min):生存時間10分あたりの被ダメージ
Dm, DmT差:1試合あたりのダメージ収支
DMR, AR差:DMRダメージからARダメージを引いた値(1試合平均)
データをみる
ここからはデータをみて個人的に感じたことを書いていきます。
emT 強すぎ
10試合で92kill 151点はちょっとやりすぎですね。WSでE36が120点取った時にグラフの最大値を変えたんですが、また変えることになりました。
二桁killが4回で、平均killは9.2、平均rank 3.8 文句の付け所がありません。
今回のemTは安地の際で、入ってくる敵をカットしてエリアを広げる戦い方をしています。ファイトの連続になりやすいので、本来なら生存人数が減りやすい戦い方ですが、emTは綺麗なラインで素早くファイト終わらせることで人数を維持しています。JeffLockaの影響かもしれませんが、DNWっぽい動きに見えます。
(おそらくIGLの)JeffLockの元に強力な攻撃手が揃って、連携が上手くいってると恐ろしいですね。
さすがはDNWを上位に押し上げた立役者の1人です。
emTのメンバーは、今年加入した3人と昨年途中加入のJeffLockaの4人です。
今年加入したのは、
多対1は韓国No.1レベル、GBL・MADで暴れていたDAEVA
攻撃力最強だったATAからSparrow
そして、NCTから若手のStellaです。
攻撃的チームといえばGBL
今週のWFで111点を取って2位を獲得したGBL。二桁kill 3回で平均kill 7.9、さらに平均順位も5.5と好成績。普通なら1位でおかしくない成績でした。
このチームの特徴は、なんといっても圧倒的攻撃力。Kpt /Pptは2.47と、とても2位のチームの数字とは思えないです。さらにGBLは、ARで1試合平均580ダメージ、生存時間10分当たりのダメージでも150ダメージと、emTも大きく上回る数値を出していました。
さらにすごいのが、通常ARで射撃する距離での戦闘だと、被ダメージが勝手に増えていきます。しかし、GBLはARで高火力を出しながら被ダメージも少なく、1試合平均のダメージ収支だと大幅なプラスです。
THM地域期待のチーム ShuaiGeDui
昨年の大会、Aura Esportsで強烈な印象を残したShenが今年も暴れてます。近距離戦闘では最強ですね。
予選は2位での通過でしたが、WFではTHM・JP最高順位の4位に堂々ランクイン。初動ファイトでは韓国予選1位のKDFをポチンキから押しのけるなど、韓国チーム相手にも近接ファイトの強さを発揮しています。
グラフをみていくとTHMチームらしい数字を残しています。順位ptはドン勝2回で稼いだため、極端にキルptによってはいませんでしたが、ドン勝以外で順位ptを獲得したのは2位と4位を1回ずつだけでした。
ダメージの数値をみても、DMRよりもARの方が圧倒的に多くダメージを残しています。そして与ダメージと同じぐらい被ダメージも高いです。
この数値を単純に考えるとDMRの距離での戦闘を乗り切って、ARファイトが増えるフェーズまで行ってしまえば、上位にランクインできる確率がかなり高いといった感じでしょうか。
韓国予選1位チームKDFの実力は?
予選を1位で通過したKDFは、WFのDay1・Day2ともに33点を獲得して、66点で5位(グラフ上では6位ですがルールの変更で実際は5位)でした。
予選とキルptと順位ptの割合は変わっていませんが、どちらも思ったようには伸ばせず、Top4チームとは少し離されてしまいました。
個人的にはKDFが今大会で一番バランスが取れていて、上手いチームだと思います。綺麗な盤面コントロールで終盤を勝ち切る力はNo.1です。
そして最終盤面最強のEEND、美しいAimのAkadに注目です。
日本予選を圧勝したE36
3位3回、5位3回と好順位にはつけていましたが、ドン勝を取ることはできず、大量得点することができませんでした。
しかし、キルpt0は0回で、順位ptの獲得回数も多かったので安定はしていました。できることはしっかり出来ていたように思います。あとはドン勝チャンスを逃さないことと、チームファイトの勝率を上げることで上位を狙えそうです。
今回は安地端での近接ファイトが多かったことで被ダメージが増え、E36が得意な外側からのコントロールが出来なかったことでDMRのダメージが低くなったと思います。
まとめ
今週のWFは安地端での戦闘が激しく、終盤まで安地が寄ったチームに大きな有利がありました。もう少し中央ムーブのメタになってくるとE36やKDF、GENなどは勝ちやすそうです。emTやGBLは際ファイトで稼ぐことも、安地が寄った時にキルを拾うこともできていたのが高得点につながっていました。
来週の参加チームがどうなるかもわからないので、メタがどうなるかもわかりませんが、中央意識がもう少し高まる気もします。
とりあえず予選を勝ち抜くことが最重要になります。日本でE36とUSGが落ちることは考えにくいですが、他の14チームはWFのレベルを身をもって体感するためにも頑張って欲しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
データはtwireさんのものを利用しています。眺めているだけでも面白いので、是非見てみてください。
自分的な日本のWS突破予想はE36、USG、RJ、3RLです。
楽しくPWS Week2も観ましょう!!
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