PUBGデータ保管庫【PWS 2022 Phase1 Grand Final】

2022年
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先日行われたPWS Grand Finalのデータをまとめたものです。

得点表

PWS GFはKDFが2位に60点差をつけて優勝しました。KDFは初日から好スタートを切っていたものの、Day2までは熾烈な1位争いが起きていました。しかし、Day3にKDFが驚異の80得点を叩き出して、そのまま独走を決めました。

この上位6チームと日本最高順位のUSG、台湾・香港・マカオ地域最高順位のGEXはPCS6 ASIAに進出が決定しました。

一時GEXとUSGが上位に食い込んでいましたが、終わってみると上位7位まで韓国チームが独占する形になりました。また、GEXとUSG以外のTHM・日本チームは下位3つに沈んだ結果となりました。

Weekly Finalで好順位を獲得していたSDも、GFでは苦しい戦いになり、PCSへ進出することはできませんでした。

ポイント推移

ポイントの推移を見ると、3日目からのKDFの独走度合いがわかりやすいです。ちなみにKDFはDay3全試合で二桁得点して、Day3の1試合平均得点は16点です。

1位と2位以外で、10点以上のポイント差が開いていたのは、5位MGと6位V7、13位OPGGと14位SSTの2か所でした。

獲得順位回数と各スタッツ

続いて各チームの獲得順位回数とその他スタッツです。スタッツの左にある数字はそのスタッツの順位を示しています。

1位のKDFは20試合中5試合でドン勝を獲得し、3/4にあたる15試合で順位ポイントを獲得しています。この安定感の高さが、2位DNWと順位ポイントで40点の差をつけた要因となっていそうです。

また、上位のチームが軒並み移動距離が短いのに対して、KDFは全チームで一番多くの距離を移動しています。安地がどこになっても、正確にサークル内へアプローチできるからこそ、この安定感を出せているといえそうです。

そして、キルと順位ポイントの比も理想的な1.66でバランスが取れています。KDFはただ安地の中を目指すのではなく、自分たちがドン勝を取るのに障害となるチームは多少リスクがあっても倒しに行きます。その判断の速さと、ファイトの形の良さでキルを獲得しながらより良いポジションを得ています。

KDFは中国チームが参加するPCSが苦手なイメージがありますが、今回はどうなるか楽しみです。

スタッツ順位だけをみると優秀そうに見えるのは13位のOPGGです。生存時間、移動距離、平均順位でKDFに次ぐ2位、キル / 順位ptでは順位ptの割合が最も高いです。しかし、OPGGの場合、キル数が少なすぎて順位ptが占める割合が高くなっています。順位pt自体は2位、3位のチームと大差ありませんが、キル数では70kill近い差がついています。その差によって順位が10ぐらい下がってしまっています。

似たような傾向はE36でも見られます。平均順位は高く、安定的に順位ポイントを獲得していますが、キルが圧倒的に足りません。E36の場合は生存時間も短くなっています。この生存時間はチームメンバー4人の生存時間を平均しているので、E36は4人生存の時間が短かったと推測されます。

今のSUPERルールでは、順位ptの方が獲得出来る数が少なく貴重ですが、キルポイントと価値は同じなので、キルポイントを集める方がお得だと思います。

ダメージスタッツ

正直、今回のGFでのE36のパフォーマンスはここ最近で一番悪かったと思います。有利なファイトを形成できず、一方的に撃たれてメンバーが欠けていく落ち方が多かったように思います。その結果、ダメージが上手く出せず、キルを取ることができませんでした。

そして、安地中央の耐えポジションを使う回数も多く、ゲーム終盤まで生き残るものの、ファイトになった瞬間に全滅という形も多く見られました。E36はARでガンガンファイトを仕掛けるチームではなく、外からDMRでマップコントロールしていくことを得意としている印象です。今回はそのDMRのダメージも低くなっていました。

PCS6への出場を逃してしまったことで、PGCに出るためにはもう負けられないので、次回のPWSに期待しましょう。

終わり

今回はここまでです。中国チームが加わってくるPCS6を楽しみに待ちましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございます。

記事に使用したデータはtwire様のサイトに掲載されているものです。

今週末からPCS6 America、APACが始まります!あと4/17〜 4/21にはAPL(韓国の大会)も開催されるので、引き続きPUBG観戦ライフを送りましょう!

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