![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/04/image-2-1024x576.jpeg)
今回は中国で行われたPCLのプレイオフのデータをまとめていきます。私は実際の試合の様子を観れてはいないので、データから見えることのみを書いていきます。
全30マッチの長期戦なのでデータ量も多いですが、是非見ていってください。
得点表
PCLではWeekly Finalでの得点の10分の1をPlayoffに持ち越します。そのため、プレイオフの点数+持ち越し点で順位が決まります。
ポイント推移
PCL PlayoffはM30の長い戦いでしたが、チーム間の点差はそこまで広がっておらず、最後まで接戦となりました。
序盤から4AMやTian、NHなどが調子よく得点を稼ぎ、上位を維持していました。しかし、中盤に17が猛烈な勢いで追い上げを見せ、終盤に逆転しました(プレイオフの得点だけでは1位)。また、序盤不調だったPeRoもDay4で一気に得点を重ねて上位に躍り出ました。
Day1 1位 4AM
Day2 1位 NH
Day3 1位 17
Day4 1位 PeRo
Day5 1位 RBS
獲得順位回数と各スタッツ
ドン勝数では、17が6ドン勝で1位でした。17は生存時間や平均順位などのスタッツも高い値を示していますが、移動距離に関しては16チーム中最下位です。このことから17が徹底した中央ムーブを行っていることが推察できます。また、得点の順位ポイント割合も高く、安地中央でドン勝を狙う動きをしていると考えられます。
対照的なのはNHや4AMでしょうか。生存時間、移動距離が共に長く、得点のキル割合が高いです。安地端でキルを取りながら領域を拡大していくチームだと想像できます。
また、PeRoやTianはその間という感じです。移動距離が長く、得点の比率もバランスが良いです。外から安地へのアプローチが上手く、中央に近い位置を確保しているのかなと思います。Tianは昨年のMCルールでは苦戦したチームでしたが、SUPERルールでは無類の強さを発揮してくるチームなので、PCSが楽しみですね。
ダメージ関連スタッツ
大会の試合数が多いので、平均の値は他の大会と比較すると低めになっています。
与ダメージTopはプレイオフ獲得ポイント1位の17でした。中央ムーブの恩恵か被ダメージも少なく、ダメージ収支も1位です。早めに安地中央を取ってドン勝を目指すムーブは、他の地域ではダメージ、キル共に少なくなりがちですが、DMRでもしっかりダメージを出しているのはさすが17といった感じです。
一方、NHや4AMは被ダメージが非常に多く、ファイトを多く行っていることが想像できます。また、NHはDMRの割合が非常に低く、AR距離でのファイトが多かったことがわかります。ただし、NHのメンバーのAR(特にBeryl)のリコイルコントロールは凄まじいもので、一般的な交戦距離より遠くまで対応してしまいます。
終わり
比較的短いですが今回はここまでにしておきます。
これからPCSが各地域で始まるので、いままで扱ってこなかったリージョンのデータをまとめてみました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
記事に使用したデータはtwire様のサイトに掲載されているものです。
観戦を楽しんでいきましょう。
コメント