FPPとTPPについて
今回はPUBGにあるFPPモードとTPPモードの違いを書いていきます。
まず基本的な事として、FPPモードは一人称視点、TPPモードは三人称視点でプレイするモードです。
PUBGサービス開始当初はTPPモードしかありませんでした。FPPモードは後から追加され、従来のFPSのような感じでPUBGを楽しむことが出来るようになりました。
PUBG競技シーンも初めはTPPで開催されていましたが、より競技性が高いとして現在ではFPPモードを採用しています。
現在のPUBGはFPPとTPPの2つのモードを遊ぶことが出来るわけですが、そこにいろいろと面倒な問題を抱えています。
PUBGのサーバーとFPP/TPP問題
まず現在のPUBGはPCのタイムゾーン設定によってとばされるサーバーが変わります。
・東京/日本(UTC+9:00)⇒ KR/JPサーバー
・ウルムチ/中国(UTC+8:00)⇒ ASIAサーバー
そして、サーバーによって遊べるモードが異なります。
現在KR/JPサーバーではFPPランクマッチはプレイすることができません。
もしFPPのランクマッチをしたいのであれば、PCの時間をウルムチ地域に変えてAsiaサーバーに行かなければなりません。
それぞれのサーバーの特徴をざっくりまとめてみました。
KR/JPサーバー
メリット
・熟練度の低いプレイヤーも多い
・チーターが少ない(?)
・日本人、韓国人が多い
・TPP人気が高い
デメリット
・FPPランクマッチが出来ない
・FPPモードの人気がない
・マッチングに時間を要することがある
ASIAサーバー
メリット
・マッチング爆速
・FPPランクマッチ出来る
・PUBGプロに会えるかも?
・猛者が多い
デメリット
・タイムゾーンを変更しなければいけない
・敵が強い
・チーター/業者に会う(?)
ノーマルマッチをメインにやるか、ランクマッチをメインにやるかでも合ってるサーバーが変わってくると思います。
競技シーンがFPPなので、大会を観ているとFPPモードのランクマッチをやりたくなります。ただFPPモードの特に低ランク帯では、初動ファイトがメインでほぼチームデスマッチ状態のマッチが多くあります。正直バトロワと言えるのか疑問に思うようなマッチもあります。
そしてASIAサーバーでは低ランク帯に居るプレイヤーも非常に強い人達ばかりです。チーターに倒されているのかと思うぐらい一瞬でやられます。
マッチングやマッチ内の状況は時間帯や曜日で結構変わります。当然朝方や昼間はプレイ人数が少ないです。大体19時~24時頃に接続人数が最大になります。
自分の好みに合わせてモードやサーバーを変えていく柔軟性が必要です。
モードを制限するならゲーム内でサーバー選択させてくれればいいんですけど、公式的にはASIAサーバーへの接続方法などはアナウンスされないので何とも言えない状態で放置されています。ランクマッチも後から追加されたモードですが、正直他のゲームほど機能してません。改善するつもりがあるのかも謎です。
ノーマルマッチとランクマッチの違い
PUBGではノーマルマッチとランクマッチのゲーム性の違いもちょっと大きいです。これは競技シーンとカジュアルゲームの差と言ってもいいかもしれません。
基本的にランクマッチは大会とほとんど同じような条件でプレイできます。
競技シーンでは短期間に大幅に環境が変わることが嫌われるため、ゲーム性に大きな影響を与えるものはほとんど追加されません。その結果ランクマッチでも使用されるMAPは少ないですし、ノーマルマッチに追加されるほとんどのアイテムは追加されません。
細かい部分の調整やたまに武器が追加されるだけの、ほとんど変わり映えのしないゲームになってしまっています。
一方、ノーマルマッチは多くのアイテムやシステムが追加されていますが、かなりカジュアルなものが多く、もはやノーマルマッチとランクマッチは別のゲームのような状態です。
PUBGの人口
PUBGは現在でもSteamの接続人数でもTop4に安定して入るほどプレイヤーは多くいます。しかもその多くがAsiaサーバーだと思います。
プレイヤーの人数ではなく、実力によってのマッチングが機能していないことが深刻な問題ではあります。
ちなみに日本では比較的FPPモードの方が人気ですが、韓国では圧倒的にTPPモードが人気です。KR/JPサーバーにFPPランクマッチが無いのは韓国で人気が無いというのが大きいですね。
Asiaサーバーへの変更方法
先述の通りPUBGでサーバーを変更するためにはPCのタイムゾーンを変更する必要があります。
その方法を一応紹介しておきます(Win10版)
1.PCのスタートメニューから設定を開き、「時刻と言語」を選択します。
2.「日付と時刻」の欄からタイムゾーンの設定を変更します。
「タイムゾーンを自動的に設定する」はオフにしてください。
3.タイムゾーンは「北京、重慶、香港特別行政区、ウルムチ」を選択します。
これでPUBGを起動すればAsiaサーバーに接続されます。PUBGを起動していた場合はPUBGの再起動が必要になります。
KR/JPサーバーに戻すときは同じ手順でタイムゾーンを「大阪、札幌、東京」にしてください。
終わり
文句多めになってしまいましたが、最終的に言いたいのはTPPもFPPもノーマルもランクも全部PUBGなので自分が楽しめるモードをプレイするのが良いということです。
FPPランクでバチバチに撃ち合うのも良いですし、TPPでゆったりファームしながら色んな装備を使うのも楽しいです。
M416とBerylだけがPUBGでは無いので、SMGでもSGでも戦い方を考えれば勝てますし楽しいです。
みなさんも是非PC版PUBGを楽しんでみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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