今回からPGC 2022に出場するチームをデータと合わせて紹介していきます。
中国チームのデータに含まれている大会は以下の通りです。
・PCS6 Asia
・PCL 2022 Summer
・PCS7 Asia
※PCL 2022 Springのデータは含んでいません。
各スタッツの下の数字はPGC 2022に出場するAsia地域チーム内でのランクです。
チームロースターや大会戦績はLiqupediaに準拠しています。
データはtwireさまのものを使用しています。
Newhappy
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/10/image-76-1024x575.png)
【戦績と概要】
言わずと知れた現在世界最強のチーム。昨年のPGC 2021を制覇しているディフェンディングチャンピオンでもあります。
そして今年の各大会でも勢いは衰えを知らず、中国国内リーグであるPCLを春夏連覇し、直近のPCS7でも1位を獲得。
【チームスタッツ】
ドン勝の回数は決して多くありませんが、Top4率・Top8率が高く、高順位を安定して獲得しています。キル・順位ptのバランスも非常に良いです。
選手個人のフィジカルも全員世界Topレベルで、誰でもダメージを出すことが出来ます。ミクロでの連携も緻密で、マクロの動きも甘えがありません。今のところ弱点のない最強チームです。
NHを止めることが出来るチームが現れるのかに注目。
PCS7 Asia Fantasyリーグ スタッツ
(例)選手名
獲得pt / 価格 / ピック率 / 価格当たりのポイント
HSmm
127pt / $25,350 / 3% / 0.85
MMing
159pt / $28,300 / 50% / 0.96
ZpYan1
180pt / $29,050 / 9% / 1.05
Nannnn
124pt / $24,450 / 4% / 0.86
Tianba
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/10/image-78-1024x584.png)
【戦績と概要】
S.U.P.E.R. ルールに戻って復権した強豪チーム。PCL 春夏、PCS6でBEST3に入り土の大会でも存在感を出しています。ただ、PCS7ではあまり奮わず 10位で終えました。
中央意識が高い中国の上位チームの中で、唯一外側ムーブを行うチームです。昨年はチキンルールに苦戦しましたが、S.U.P.E.R.ルールでは好成績を収めています。S-Tierの大会ではPCS CS Asiaで優勝した経験もあります。
【チームスタッツ】
NHとは対照的にドン勝率は高いですが、Top4率、Top8率が低くなっています。安定してポイントを稼ぐよりはドン勝を取りきることで一気にポイントを稼ぐチームです。
ドン勝を懸けた終盤の駆け引きでは非常に綺麗な連携力を発揮します。
外側ムーブを徹底して行うため移動距離は非常に長く、Zoneダメージを受ける量も多いです。ただ、Tianbaは他のチームよりも利用するポジションの数が多く、厳しい場面でも人数を残して耐えることができます。
判断の早さと正確性に非常に優れていて、大胆なムーブで有利を築くことができます。
韓国チームに近いムーブのようにみえますが、中国チームの特徴である力強さも持ち合わせていて、試合中盤に安地の端から現れて端にいるチームを一つずつ全滅させていきます。
そうして安地の半分がTianbaの支配域になったらドン勝まっしぐらです。
各地域のメタが入り混じるPGCでどこまで自分たちの動きを貫けるのかに注目。
PCS7 Asia Fantasyリーグ スタッツ
(例)選手名
獲得pt / 価格 / ピック率 / 価格当たりのポイント
Tang
116pt / $29,100 / 2% / 0.68
CUi71
123pt / $29,100 / 3% / 0.72
9
77pt / $10, 000 / 0% / 1.31
77owo
140pt / $25,450 / 2% / 0.94
LinShu21
41pt / $29,700 / 3% / 0.23
Petrichor Road
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/10/image-75-1024x573.png)
【戦績と概要】
PCS AsiaでPCS4〜 PCS6 までの 3 連覇記録を持つ強豪。PCS7 Asiaで優勝を逃して連覇は途絶えてしまいましたが、PCL春 4位、PCL夏 5位、PCS7 4位と常に上位にランクインしています。
現在世界最強選手といっても過言ではないAixleft選手をエースに置き、他のメンバーの厚いカバーで高い火力を発揮してポイントを稼ぎます。
Aixleft選手以外のメンバーも他のチームに行けば余裕でエース級ではありますが、PeRoではAixleft選手を中心として動いているようにみえます。
NHほど安定しているわけでもTianbaほどドン勝を獲得する訳ではありませんが、徹底した中央ムーブと高い近接戦闘力を活かしたファイトの強さで上位にランクインしています。
ちなみにAixleftはハイレベルなAsia地域に於いても2位の選手と10kill、1000dmg差をつけてモストキル、モストダメージを獲得しています。ちなみに10kill差をつけた2位はPeRo_Mingです。
【チームスタッツ】
スタッツ自体に突出したものはあまり無く、バランスの良いスタッツをしています。中央ムーブを行っているため移動距離が少々短いぐらいですね。
1個1個のスタッツで優れているというよりは、総合的な力で他のチームを圧倒していくチームです。
そして、勢いに乗ってくるともう止められません。昨年のPGC 2021 6thを越えられるのかに注目。
PCS7 Asia Fantasyリーグ スタッツ
(例)選手名
獲得pt / 価格 / ピック率 / 価格当たりのポイント
Aixleft
212pt / $36,050 / 22% / 1.00
Myl
83pt / $19,350 / 5% / 0.73
Ming
172pt / $30, 900 / 6% / 0.95
Loong
120pt / $15,700 / 3% / 1.30
AZ
41pt / $29,700 / 3% / 0.23
17 Gaming
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/10/image-77-1024x575.png)
【戦績と概要】
メジャー大会では昨年のPGC 2021を除いてTop5に入っていて、世界でもTopレベルのチームであることは間違いないです。
昨年のPGCでの成績はチキンルールのせいだと思うので気にしなくてよさそう。
メンバー各自の個人技が凄まじく、全員がエースといった感じ。最後に誰が残っても1人で4人チームを壊滅させる力を持っています。
近接戦闘での駆け引きの上手さも抜群で、人数が多少欠けたぐらいではドン勝率が落ちなさそうなチームです。
個人技が最強でも連携力が無いという訳では決してなく、非常にレベルの高いミクロの連携を近接戦闘では発揮します。チームファイト最強チームです。
【チームスタッツ】
とにかくグレネードが上手い!相手の体に当てて足元に優しく落とすとんでもない精度のグレを全員投げれます。
サッカーのパスであれば受け取る側は嬉しいですが、実際は手榴弾で爆散させられるので堪ったものではありません。
グレネードが最高に上手い17ですが、先日のPCS7ではPeRoに1投で4人飛ばされました。そして、昔4AMのラスト1人のハイドに1投+射撃で4人倒されたのも17です。グレネードの強さは自分たちが一番身にしみているのかもしれません。
常にキルを取ることで順位を安定させているチームです。安全地帯が寄ればドン勝、寄らなければキルといった切り替えがはっきりしていて、どんな状況でもより多くポイントが取れる選択を瞬時に行います。
彼らの華麗なグレネードに是非注目!
PCS7 Asia Fantasyリーグ スタッツ
(例)選手名
獲得pt / 価格 / ピック率 / 価格当たりのポイント
Lilghost
125pt / $29,350 / 4% / 0.72
Xbei
129pt / $14,050 / 4% / 1.58
xwudd
148pt / $30, 900 / 3% / 0.81
shou
167pt / $36,000 / 9% / 0.79
SuJiu
0pt / $20,700 / 3% / 0.00
TYLOO
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/10/image-79-1024x582.png)
【戦績と概要】
今年の春にPCLで6位を獲得してPCSに初出場を決めると、そのPCS6 Asiaでなんと2位を獲得。続くPCL夏でも8位とギリギリながらPCS7への出場権をつかみ取り、PCS7 Asiaでは9位ながらもPGC 2022への出場を決めました。
良くも悪くもまだ粗削りといった感じのチーム。ここまで紹介してきたチームと比べるとマクロ面で劣っていますが、キルポテンシャルは非常に高くチームとしても爆発力があります。
一度ファイトに勝利するとその勢いをスノーボールして大量得点に繋げることができるチームです。ただ、悪い時は本当になにも上手くいきません。
【チームスタッツ】
終盤のマクロ面にまだまだ課題があり、ポイントのわりにドン勝が少ないです。アジア地域のマクロのレベルが高すぎるだけという可能性もありますが。
中国チームらしく中央意識は高く、PCS7 Asiaでは生存時間が2位、Top8率1位、Top4率3位と優秀な生存能力をみせています。ただ、中盤以降の移動で悪い形になってしまうことが多く、生存率の高さを上手くポイントに繋げることができてない試合が目立ちます。
フィジカルは十分すぎるぐらい高いので、大会のメタ次第ではPGC 2022で爆発するかもしれません。
特に、NAやAPACのチームには相性が良い可能性もあります。
B-Tier以上の大会での栄冠が無いチームが、PGC 2022を優勝したら熱すぎるので頑張って欲しいところ。
PCS7 Asia Fantasyリーグ スタッツ
(例)選手名
獲得pt / 価格 / ピック率 / 価格当たりのポイント
CC108
94pt / $25,450 / 2% / 0.63
Jiaoyang
100pt / $13,000 / 4% / 1.31
SIA
113pt / $27, 200 / 1% / 0.71
xTongzz
100pt / $23,850 / 9% / 0.71
Yuyu
0pt / $14,050 / 2% / 0.00
TakeMeAway Gaming
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/10/image-80-1024x583.png)
【戦績と概要】
PCS6 Asiaで4位を獲得したJUFUのPGCポイントを引き継いだことで、PGC 2022に出場を決めたチーム。
国際大会への出場経験も豊富な選手が所属していますが、チームとしての強さは本当に未知です。
【チームスタッツ】
データが少なすぎてなんともいえません。移動距離が長めです。
Asia地域 12チームスタッツ
試合数や周りのチームが違ったりするので参考程度のデータですが、一応置いておきます。
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/10/image-72.png)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/10/image-73.png)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/10/image-74-1024x276.png)
データに含まれる大会
- PCS7 Asia
- PWS Phase2 Grand Final
- PCL 2022 Summer Playoff
- PCS6 Asia
各大会のデータはこちら
データ自体には含まれていませんがPWS Phase1とPCL 2022 Springの記事はこちら
終わり
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回は韓国チーム+GEX+USGの紹介記事を予定しています。いつ上がるかは明日以降の自分に次第ですが。
期待せずお待ちください。
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