データでPGC 2022出場チーム紹介 【Europeチーム編】

2022年
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PGC 2022に出場するチームをデータと合わせて紹介していきます。

Europeチームのデータに含まれている大会は以下の通りです。
・PCS7 Europe
G-Loot Season6 Grand Final
G-Loot Season6 Upper Bracket
・PCS6 Europe

各スタッツの下の数字はPGC 2022に出場するEurope地域チーム内でのランクです。
チームロースターや大会戦績はLiqupediaに準拠しています。
データはtwireさまのものを使用しています。

Europe地域のチームにあまり詳しくないので、かなりざっくりした内容になると思いますがご了承ください。

Northern LightsTwisted Minds
Team LiquidOVERPEEKERSにそれぞれ変更になっているのでご注意ください。

Europe地域のPGCポイントランキングは以下の通り
・QMはPCS7 優勝による直接シード
・BBLはリージョン1位シードで進出
・NLT(Twisted Minds), EiQ, FaZe, PP, NaViはPGCポイントランキングで進出

Twisted Minds

【戦績と概要】

正真正銘のEurope最強チーム。

Northern Lights ⇒ Virtus.pro ⇒ Northern Lights ⇒ Twisted Minds といった感じにチーム名が変化していってるチームです。

Europe地域の大会では上位を取り続けているチームで、今年もG-Loot S5, S6連続優勝、PCS6, 7 連続2位と好調です。

PCSで優勝を逃したのが意外なほど強いです。

【チームスタッツ】

Europeの中では戦績が良すぎるチームなので、ポイント関連のスタッツは非常に高くなっています。

ドン勝率、Top4率は1位で、Top8率も2位と安定して多くの順位ポイントを稼いでいます。平均順位ポイント獲得量も1位です。

ヨーロッパ地域の中で獲得ポイント中の順位ポイント割合が結構高めのチームです。PUBG理解度が世界的にみても抜群に高いチームで、安定感のあるムーブと冷静な連携でポイントを稼ぎます。

ただ、今年はPCSの優勝を逃していて不完全燃焼な部分があると思うので、シーズンの締めくくりにPGC 2022のトロフィーが欲しいところです。

FaZe Clan

【戦績と概要】

EU地域の超名門チーム。

PGC 2019で2位を獲得したこともある強豪チームで、輝かしい実績を持っています。近年は優勝からは遠ざかっていますが、S-Tier大会で4回優勝経験があります。

今年はPCS6 とG-Loot S6で3位を獲得、G-Loot S5とPCS7 では6位とまずまずの活躍でした。

EU地域は強豪チームがPGCへの出場を逃したりと、未だ競争が激しいリージョンなのでPCS、PGCに出続けているだけでも大変です。ただ、FaZeのこれまでの活躍を考えると今年の成績は少し物足りなさを感じてもしまいます。

【チームスタッツ】

FaZeは徹底した中央ムーブというわけではありませんが、安地内でムーブを組み立てていることが多いです。中央の集落を取れなかった場合は安地端でファイトをしてポイントを稼ぎます。

これはPUBGに於いてとてもスタンダードなムーブパターンな気がします。ただ、EU地域ではムーブが非常に上手いNLTなどのチームがいるため、簡単には良い位置を取ることができません。そうなると端でファイトすることになるので、獲得ポイントはキルポイントが中心になります。

フィジカル面では申し分ないチームなので、どれだけ良いファイトの形を作っていけるかが勝負になりそうです。

Natus Vincere

【戦績と概要】

EU地域の古豪で、世界大会常連チーム。

世界的に見ても強豪チームとして知られるNAVIですが、実はS-Tier大会では優勝経験がありません。今年もG-LootではS5、S6ともに2位と躍進しましたが、PCSでは6,7ともいあまりいい成績ではありませんでした。

PUBGのレジェンドであるubah選手が加入したNAVIの活躍も見たい所です。

【チームスタッツ】

中央意識が高く、安地の中央の集落をとって外側から来るチームに対してDRMでダメージを出しています。

G-Lootでは上位を取れていましたがPCSでは微妙な順位だったため、平均スタッツが悪くなってしまっています。

調子がいい時は高順位を安定して取れますが、調子が悪い時は中々終盤まで生存できずポイントが伸びません。フィジカルでごり押しするチームではなく、ムーブで形を作ってキルを回収するチームのように感じます。

PGC 2022では好調状態を持ってこれるのかに注目です。

Overpeekers

【戦績と概要】

FaZeと同様、EU地域で長く活動してきた名門TLのメンバーがそのまま移籍したチーム。

TLのPUBG部門解散に伴ってメンバーはOPにチームを映して、そのままのメンバーで活動を続けています。PGC 2022への出場を決めたものの、今年はあまり調子が良いとは言えない戦績です。

春のG-Loot S5、PCS6ではそれぞれ4位、5位と上位に入っていましたが、夏のG-Loot S6、PCS7では10位、9位とWinner Sideにも入ることが出来ませんでした。

FaZeと同様に名門であるが故に期待値が非常に高く、下位に居ることが許されないチームです。

TL時代から実はS-Tier大会での優勝経験が無く、TLからは離れてしまいましたがPGC2022優勝が是が非でも欲しいチームです。

【チームスタッツ】

MAP中央に降下していることもあって、徹底した中央ムーブです。FaZeよりも中央意識が高そうです。

ただ、安地から外れた際のムーブが上手くいっておらず、順位ポイントを上手く獲得できていません。必然的にキルポイント中心にポイント獲得しています。

降下地点も国際大会ではよく争奪戦になる場所なので、もしランドマーク変更になった際に外側からムーブを上手くできるのか疑問もあります。

フィジカルが高く、ミクロ連携も非常に上手いので攻撃力は十分ですが、現状では安地が寄らないとドン勝が取れなさそうなのが勿体ない部分です。

PGC 2022ではランドマークを含めてどう戦うのかに注目です。

Entropiq

【戦績と概要】

Europe地域の強豪を退けて突如現れた新星ともいえるチェコのチーム。

昨年まで目立った活躍が無かったチームでしたが、昨年夏にロースターを変更してから徐々に調子を上げていき、今年の春PCS6 Europeでなんと見事優勝を果たしてしまいました。

A-Tier大会の優勝経験がないのに、S-Tier大会であるPCSを制覇しました。その後、G-Loot S6でも5位に入りましたが、PCS7は出場を逃しました。

【チームスタッツ】

PCS6で優勝しているのでものすごく良いスタッツが記録されていますが、PCS7に出ていないので何ともいえません。

キルポイントの割合が高く、平均ダメージも非常に高いです。ムーブ自体はEU地域のスタンダードなムーブで、キルを積極的に拾ってポイントを稼いでいる印象です。

PCS6の時の爆発力をPGCで発揮できるのかに注目です。

Question Mark

【戦績と概要】

2021年に結成された新しいチーム。

新チームですが、経験豊富な選手も多くいるため結成時から成績を残しています。結成から4ヶ月でPCS5 3位になり、Team UniqueとしてPGC 2021にも出場しています。

再びQMに戻った今年は春の成績は良くありませんでしたが、夏にG-Loot S6で8位に入ると、続くPCS7 で見事優勝を果たし、PGC 2022への直接シードを勝ち取ることに成功しました。

【チームスタッツ】

降下地点がMAPの端なので、常に長距離移動をしながら安地を目指しています。外側からムーブを組み立てていくチームで、丁寧な視界取りと状況判断の良さで安定して順位ポイントを獲得しています。

ミクロ面でも押し引きが上手く、自分たちのムーブの障害となるチームに対してアクションを起こす判断も早いです。

フィジカル面もADOUZ1E選手を筆頭にパフォーマンスが非常に良い選手が揃っています。

PGC 2022のメタでどれだけ早く適応出来るかが重要になりそうです。

BBL Esports

【戦績と概要】

2021年に結成されたトルコのチーム。

トルコの強豪DAから選手が丸々移籍してスタートしたことで、1年目からPCS4,5どちらにも出場し、PGC2021へも出場しました。

今年はロースター変更がありましたが、G-Loot S5で3位、PCS6で4位になりました。しかし、夏からは少し調子が悪くなり、G-Loot S6で13位、PCS7には出場することができませんでした。

それでも春に稼いだPGCポイントでPGC 2022に出場を勝ち取りました。

【チームスタッツ】

G-Lootで3位も獲得しているチームですが、スタッツ的には正直微妙です。特徴をつかみづらいチームです。

ARダメージが高くインファイト多めだと思われますが、何故かグレネードのダメージが異様に低いです。

移動距離は短めで、安地中央を取ってドン勝を狙っています。キルとドン勝でポイント稼ぐため、順位はあまり安定していません。

今年の夏から調子が悪くなってしまっていますが、PGCで盛り返せるのか注目です。

PolishPower

【戦績と概要】

2020年結成のオールポーランドロースターで戦うポーランドチーム。

昨年はメジャー大会には出場していませんでしたが、A-Tierの大会で1位を獲得するなど力は見せていました。

今年はG-Loot S5,S6でそれぞれ5位、4位を獲得しました。PCS6には出場できませんでしたが、PCS7では3位に輝きPGC 2022への出場を決めました。

【チームスタッツ】

MAPの外側に降下して外回りから薄い位置へアプローチするチームで、移動距離は長めです。フェーズ2から3の時に安地中央へ深く切り込む動きで、上手くいけばドン勝までたどり着くことが出来ています。

中央に切り込む動きは思い切りが良く、敵がいてもファイトを選択するので近距離のファイトが多めな気がします。中央へのアプローチは失敗することも多いので順位ポイントはあまり安定していません。獲得ポイント割合もキルポイントが高めになっています。

ムーブ中に人数を欠けてしまうと、中央に入れたとしても厳しい戦いになってしまうので、ムーブがもっと安定してくるとまだまだポイントが稼げそうです。

PGC 2022でどこまで通用するのか楽しみです。

Americas地域 6チームスタッツ

試合数や周りのチームが違ったりするので参考程度のデータですが、一応置いておきます。

データに含まれる大会
・PCS7 Europe
・G-Loot Season6 Grand Final
・G-Loot Season6 Upper Bracket
・PCS6 Europe

各大会のデータはこちら

終わり

ここまで読んでいただきありがとうございます。

大会観戦をより楽しむためにtwireで行われているファンタジーリーグをやってみるのもおすすめです。
自然と応援するチーム・選手が出来たりするのでおもしろいです。

参考程度に私の選んだ選手も置いておきます。

Group A

Group B

いよいよ始まるPGC 2022を楽しみましょう!

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