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・Match1 Newhappy
・Match2 DANAWA
・Match3 Tianba
・Match4 Twisted Minds
・Match5 Global Esports XSSET
・得点表
Group A Day1
Match3
第1安地
第1安地はMatch1と似たような安地です。相も変わらずPochinkiでは初動ファイト中です。
この初動ファイトについて思うことを少し書いておきます。
SQは昨年も初動ファイトに苦しみましたが、Americas地域ではPoichinki, Pecadoに降り続けて成績を残しています。ただ、AmericasにはSGDや17ほど初動ファイトにおいて手強い相手はおそらくいません。SQの好成績はMAP中央のPochinki、Pecadoから安地中央に素早くアクセスして組み立てるムーブなので、初動ファイトをしても、初動ファイトを避けてMAP端に降りても成り立ちません。初動ファイトを挑まれること自体がSQの弱点になってしまっています。
一方、SGDは正直ムーブは上手くありませんし、早めに移動してもあまりその有利を上手く活かせません。そのため初動ファイトが重要なポイント源になります。SGDが一番強いのは周りからの介入がない初動と終盤の近距離戦闘です。SGDにとっては初動ファイトはやり得だと思います。
第2安地
第2安地は大きく北東へ寄り、Yasnayaが中心の安地になりました。この安地では北西に湖が入っていて、第4フェーズ時に南東もしくは東に大きく寄る可能性が高いです。そのため、ほとんどのチームがYasnayaの南側に位置しています。
唯一Tianだけが北西回りで北側に移動しました。皆南側に居るので敵が少なくスムーズにYasnayaにアクセスできるルートになっています。
注意しなくていけないのが、湖が外れるのは第4フェーズの話で、第3フェーズは水関係なしに安地が決まるということです。
第3安地
ここで第3安地はまさかの北側にでます。これには恐らく全チーム驚いたでしょう。Yasnaya南側にいるチームは最悪の気分です。
TianとBGP、GEXは北側に居たので素早く安地中央にアクセスできました。また、西側にいたT5も比較的楽に入ることができています。
先述の湖の関係上、次は北か東に寄るのでYasnayaの南側に入らざるを得なかったチームはこの後が辛くなります。
第4安地
続いての第4安地もTianにとって有利な安地です。TianやT5は西側からの敵の侵入をほとんど考えなくて良いので非常に戦いやすいです。
ここで神がかり的なムーブをみせたのが昨年王者のNHです。この画像の時間とYasnayaのマンションに居るNHの位置を確認しておいてください。
この画像は先程の画像の2分後ですが、NHはマンションから東側を大きく回り、安地北側の空いた空間に入りこみます。Yasnayaからの北上中にGEXとOPのファイトを目撃したNHは巻き込まれないように避けて上手くムーブしました。
移動中に全滅のリスクがあるムーブでしたが、厳しい状況を打開できる良い選択でした。外回りをせず北上したDNWはこの後全滅してしまったので、NHも迂回しなければそうなっていた可能性が高いです。
NHは北側の視界をほとんど取れてはいなかったと思いますが、安地の寄り方や、視える範囲いる敵の量的に北側は薄いと踏んでの移動だったと思います。
この後安地はTianに寄り続け、Tianがしっかりと周りを刈りきって見事ドン勝を獲得しました。NHは2位でした。
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