今回は先日行われたPLS 2023 Season1 Finalのデータをまとめました。
PLSは韓国のオープン大会で、今回はその決勝の10試合のデータになります。オープン大会ではあるものの、PENTAGRAMのように実力の高いチームも出ています。韓国のPUBG競技シーンでは毎年この大会で結果を残した選手がプロチームに入って活躍するので、今年も新しい選手が出てくることに期待です。
この結果上位4チームは2/25(土)に行われるBSC Season8と2/27(月)より開催されるPWS : KOREA Phase1への出場が決定しました。(FIELDER eSportsは既に出場権を所有していたため、繰り上げでGCA Crescendoが出場権を獲得しました。)
得点表
Dayごとの得点
優勝したFIELは初日終了時点では接戦とはいえ9位でした。ただ、2日目に71ptを獲得する大躍進を見せ、見事優勝となりました。既にBSC・PWSの出場権は持っていたものの、プロ選手だけで構成されているPTGを上回っているのは素晴らしいです。
Matchごとの得点分布
上位はかなり接戦ではあるものの、下位チームとはpt差が大きいため上位チームのMatch平均獲得ptは多めです。
Mapごとの得点
10試合ということもあってか、あまりMAPでptが偏っているチームはいませんでした。
累計ptグラフ
このグラフをみると混戦ぶりがよくわかります。初日に上位集団の最後尾にいたFIELが2日目にごぼう抜きしている様子もわかりやすいです。
生存スタッツ
各順位獲得回数
優勝したFIELはドン勝3回で最多の獲得回数です。また、順位ptを獲得した試合では全てTop3入りを果たしています。かなりムーブを意識した戦いかたをしていそうです。
一方のPTGはドン勝は一度も獲得していないものの、Top8率では2位、キル数は1位でした。ドン勝を狙うというよりは出来るだけ良い順位で多くのキル数を狙う動きをしている気がします。
生存時間、移動距離
FIELは移動距離が長く、ムーブによってドン勝が狙える位置を取っています。最近のPUBG競技シーンでは移動距離が長いチームが優勝することはあまり多くない気がしますが、短期決戦かつここまでドン勝が取れれば関係なさそうです。
反対にPTGは非常に移動距離が短く、目の前に立ちはだかるチームは全部倒そう的な動きをしていそうです。もしかしたらPWSを見据えての動きかもしれません。
ダメージスタッツ
ダメージ
ダメージグラフ
個人表彰
今回の大会で個人的に気になった選手はSTX_kkachi選手です。MOST KILL、DMG TOPを獲得している選手で、撃ち合いがかなり強いです。
KILL、DMGで2位のFIEL_Barpo選手は昨年EOSでPWSに参加している選手です。
投擲物スタッツ
終わり
ここまで見ていただきありがとうございます。
データはtwire様のものを使用しています。
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