今回からPGC 2022に出場するチームをデータと合わせて紹介していきます。
APACチームのデータに含まれている大会は以下の通りです。
・PCS7 APAC
・PCS6 APAC
各スタッツの下の数字はPGC 2022に出場するAPAC地域チーム内でのランクです。
チームロースターや大会戦績はLiqupediaに準拠しています。
データはtwireさまのものを使用しています。
APAC地域のチームにあまり詳しくないので、かなりざっくりした内容になると思いますがご了承ください。
APAC地域のPGCポイントランキングは以下の通り
・DAYはPCS7 優勝による直接シード
・CESはベトナムチーム1位シードで進出
・T5はタイチーム1位シードで進出
・BRU、TE、SGDはPGCポイント順位で進出
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Daytrade Gaming
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【戦績と概要】
APAC地域のPCS6、7 を連覇している現APAC最強チーム。
PCS APAC皆勤賞のチームですが、昨年まではそこまでいい成績というわけではありませんでした。昨年のPGI.Sには出場することができたが、PGC 2021の出場は逃しています。
今年のほとんどの大会で上位順位を獲得していて、PCSも連覇と絶好調です。
5試合制ではありますが、今年初めに開催されたPSJ ALLTIER CHAMPIONSHIP #3 International Matchで優勝してたりもします。
【チームスタッツ】
PCS6,7 合わせた60試合中12試合でドン勝を獲得していて、ドン勝率がとんでもなく高いです。Top4率ではCESとBRUの方が高いですが、Top8率ではPGCに出場するAPAP地域チームで一番高いです。
ムーブやファイトの安定度はAPAC地域の中ではズバ抜けていて、PCSを連覇するのも頷けるぐらいの実力差が空いています。正直、APAC地域に居るのが少し勿体ないぐらいです。
Asia地域やEurope地域でも十分戦えそうなチームで、よりレベルの高い大会への参加機会が増えればまだまだ強くなりそうです。
APAC地域は非常に戦闘に積極的でフィジカルは非常に高い選手が多いので、ムーブがメタに噛み合えば最強です。
PGC 2022で世界のチーム相手にどこまで戦えるのかが楽しみです。
CERBERUS Esports
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【戦績と概要】
PCS APAC常連のベトナムの強豪チーム。
ベトナム国内の大会では常に上位を争っていて、PCS4以外のPCS APACに参加しています。ただ、DAYと同様に昨年まではPCSでの成績は良くはなく、世界大会への出場もおそらくありません。
今年はPCS6で4位、PCS7で2位を獲得したことで見事PGC2022への出場権を獲得しました。
【チームスタッツ】
PCS6、PCS7合計の成績ではT5と並び、DAYに続く好成績を収めています。ただ、ドン勝率は低めで、2位の回数がやたら多いです。
中央意識が高く、ムーブの判断も良いチームでチームファイトも強いです。しかし、DAYと比べるとまだムーブ面で粗い部分があり、そこで差を少しつけられています。
PGC2022ではファイトでどれだけ世界の強豪チームに勝てるかにかかっていそうです。
THEERATHON FIVE
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【戦績と概要】
2020年末に結成されたあまり実績は多くないタイのチーム。
昨年2021年は目立った成績を収めることはありませんでした。今年に入ってからはタイ国内予選を1位で勝ち上がりPCS6 APACに出場し、見事2位を獲得。続く夏シーズンでは国内大会でDAY、BRUに次ぐ3位を獲得し、PCS7 APACに出場して4位を獲得しました。
結成2年目のシーズンで、MiTHやAAAなどの国際大会出場経験もあるチームを上回って勝ち進みました。
【チームスタッツ】
T5は今回PGC2022に出場するAPACチームの中では一番移動距離が長くなっています。
ムーブによって得点を安定させるタイプではなく、安地端でのファイトに勝つことでキルポイントを稼いでいる印象です。
APACチームらしいファイトに積極的で、フィジカルで切り拓いていきます。
世界最高峰の大会でどこまで自分たちの動きが出来るのかに注目です。
The Expendables
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【戦績と概要】
2020年に結成されたベトナムチーム。PCSには4,6,7と出場経験があり、それぞれ12位、6位、6位でした。
常に上位というわけではありませんが、ベトナム国内の大会では優勝経験も多いチームです。
PGC2022へはPCS5,6両方で6位に入ったことで、PGCポイントランキングで5位に入り進出を決めました。
【チームスタッツ】
PCSでの成績がめちゃくちゃ良いわけではないので少々評価し辛いですが、スタッツの特徴だけ書いておきます。
スタッツ的には、これぞAPACチームといった感じがします。順位安定ではなくキル優先で、移動距離も短く、直線的に安地にアプローチしています。
獲得ポイントはキルポイントの割合が高く、ファイトによってポイントを稼いでいるのがわかります。積極的にファイトを仕掛けてポイントを稼いでいる一方で、順位ポイントを獲得できず全滅することも多いです。
PGC2022の成績もファイトでどれだけ破壊するかに懸かっていそうです。
Buriram United Esports
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※変更:5人目の選手枠がSchwepからGodmiaoに変更
【戦績と概要】
PCS APACで2回の優勝を経験しているタイの強豪チーム。PGI.S、PGC2021にも出場しています。
しかし、PCS5とPCS6は出場を逃していて、PCS7は3大会ぶりのPCSでした。そのPCS7で3位を獲得して、PGCポイントランキング4位に入ったことでPGC2022進出を決めました。
Noadra選手やEaddy選手、Conaxy選手は長く所属している選手なので経験も豊富です。
【チームスタッツ】
BRUはPCS6に出場していないので、データが少ないのでご注意ください。
BRUはAPAC地域の中ではかなりムーブに重きを置いているチームで、順位ポイントを安定して獲得しています。獲得ポイント割合も順位ポイントが比較的多めです。
ムーブは韓国チームのようなムーブで非常に丁寧な印象です。マクロの動きを重要視していて高順位まで残る回数は多いですが、ミクロの連携面ではまだ足りない部分があり、最終的にはフィジカル勝負になって負けてしまうことがあります。
マクロに長けたチームも多くいるPGCでどこまでBRUの強さが発揮されるのかに注目です。
ShuaiGeDui
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【戦績と概要】
AsiaからAPACに参加大会を変えた撃ち合い最強のチーム。
春はTW/HK/MO地域のチームとしてPWSに参戦していましたが、夏からはフィリピン、マレーシア、インドネシア地域の予選に参加しました。そして、見事1位を獲得し、PCS7に出場。さらにPCS7 APACで5位を獲得して、1回のPCSで見事PGC 2022への出場権を獲得しました。
マレーシアの選手中心のロースター。
PWSで韓国チームが恐れるほどのフィジカルをAPAC地域でも遺憾なく発揮しています。
【チームスタッツ】
ひたすらにキルに偏っているチームです。「順位ポイントなんか知らん。キルすれば増えるだろう。」って感じのチームです。
ただその極端さが許されるほどの撃ち合いの強さを持っています。
中韓チームにも負けないフィジカルの高さが売りのチームですが、ミクロの連携面やマクロ面では甘い部分があり、そこを突かれると若干脆いです。
Asia地域ではマクロによって避けられることが多かった反面、逆にフィジカルで押し通すことが刺さる場面がありました。
APAC地域ではフィジカル勝負をするチームが多いのでSGDは戦いやすそうですが、他のチームもフィジカルチームに慣れているのでバチバチの撃ち合いになりやすいです。
世界を相手にSGDのフィジカルがどれだけ通用するのか楽しみです。
APAC地域 6チームスタッツ
試合数や周りのチームが違ったりするので参考程度のデータですが、一応置いておきます。
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![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2022/10/image-115-1024x157.png)
データに含まれる大会
- PCS7 APAC
- PCS6 APAC
各大会のデータはこちら
終わり
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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