![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/06/image-55-1024x1024.png)
シーズン初めと同様に春季から夏季の間にも移籍が多くあったのでまとめてみました。
まもなく始まるPGS 2 の予選大会や、それに先駆けて行われるBSCなどに向けたロースターとなっています。
大会情報については別途記事を投稿予定ですので、そちらを参考にしてください。
※敬称略、順不同
移籍情報
Gen.G (GEN)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/01/image-16.png)
Pio
taemin
DG98
Foxy ⇒ 脱退
Pio
taemin
DG98
EJ (元AF)
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 12位
PWS : KOREA Phase1 5位
PGS 1 9位
Gen.GはFoxyが脱退し、新たにAfreeca Freecsで活躍したEJを獲得。さらにコーチにはGen.G PUBG部門に復帰したEstherが新たに着任。
PGS 1 では9位とまずまずな成績を収めたものの、PGSポイント枠でPGC 2023に出場するためには更なる躍進が必要となる。春の大会でブレ幅が大きかったパフォーマンスを安定させることが出来れば、常に上位にいるようなチームになってもおかしくない。
AF時代にPWSで2度の優勝をしているEJを新たに加え、コーチにVALORANT帰りのEstherを迎えることでGENにどのような変化が現れるのかに注目。
Dplus KIA (DK)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/01/image-18.png)
Menteul ⇒ 脱退
Under ⇒ 引退(ストリーマー転向)
Americano
Minuda
Americano
Minuda
DAEVA (元E36)
ZeniTh (元DL)
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 3位
PWS : KOREA Phase1 8位
Menteulの脱退、Underの引退とベテラン選手2人が抜けたDKは、新たにDAEVAとZeniThを獲得。2022年のGnGのロースターだったMinuda、DAEVA、ZeniThの3人が揃う形となった。
Americanoを含め、撃ち合い技術に関しては韓国Topレベルの3人が揃ったが、オーダー等のムーブ面の働きを誰が担当するのかは気になる所。GnG時代はこの3人に加えて、Hwarangが所属しており、そのHwarangが恐らくオーダーを務めていた。昨年 GnGのロースターを見た時も、かなり強いロースターだと感じたが、蓋を開けてみるとムーブや連携面で苦労している感じがあったので、DKではメンバーの強さを発揮することが出来るのかに注目。
Danawa e-sports (DNW)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/01/image-19.png)
Inonix
Loki
seoul
Salute
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 8位
PWS : KOREA Phase1 1位
PGS 1 4位
PWS Phase1 優勝、そしてPGS 1 でも堂々の4位と期待に違わぬ活躍をみせたDNW。流石にこのロースターに変更はなさそう。
来年のグローバルパートナーチームを狙える成績なだけに今後の大会も好位置につけたい。
完全な余談にはなるが、最近DNWの公式YouTubeの更新頻度が上がってきてるので、全編韓国語で日本語字幕は無いが興味ある人は観てみると良いかもしれない。
KWANGDONG FREECS (KDF)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/01/image-20.png)
EEND
LashK
Renba
REX
EEND
LashK
Renba
REX
Heather (元GP)
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 4位
PWS : KOREA Phase1 4位
BSC、PWS共に4位と好成績を収めながらもPGS 1 出場にはあと1歩届かなかった。
夏からは春にGame PTで大活躍したHeatherが加入し、既存の豪華なメンバーに期待の若手を加えた形でPGS 2を目指していく模様。PGC 2023に出場するためにも一つでも上の順位を獲得しておきたい。
GHIBLI Esports (GBL)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/01/image-21.png)
Gyumin
Heaven
Tosi
Glaz ⇒ OPGG
Gyumin
Heaven
Tosi
HAMMER (元GNL)
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 2位
PWS : KOREA Phase1 3位
PGS 1 7位
Glazの脱退に伴い元GNLのHAMMERを獲得。春シーズンでは韓国随一の撃ち合いの強さを誇るHeavenを軸にPGS 1 への出場を果たし、そのPGS 1 でも7位と好順位を獲得した。
韓国チームの中ではかなり撃ち合いに重きを置いているチームで、メタに左右されづらい強さを持っている。PGC 2023 出場に向けても良い位置につけているため、安定して好成績を残せるかが重要となる。
OP.GG SPORTS (OPGG)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/01/image-23.png)
Makne
Gyuyeon
KiraV
GimJun
Makne
Gyuyeon
KiraV
GimJun
Glaz (元GBL)
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 7位
PWS : KOREA Phase1 6位
経験豊富な3人+若手のGimJunというロースターに、これまた大会経験充分なGlazが加わり厚みをました。
ここまでPGCポイントレースでは8位と微妙なラインにつけており、PGC2023に出場するためにはBSC、PGS 2 韓国予選で得られるPGCポイントも重要となってくる。
ちなみに経験豊富な選手と書いたが恐らく歳自体は全員20代前半。
Daedong LAVEGA (DL)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/02/image-38.png)
NOmer3y ⇒ 脱退
F1ame
JangGu
ZeniTh ⇒ DK
F1ame
JangGu
Kali (元LVG 軍隊満期除隊で復帰)
Puding (元OPGG)
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 13位
PWS : KOREA Phase1 10位
ここまで苦戦が続いているDLはNOmer3yとZeniThが退団。新たにPuding、そして以前LVGに所属していたKaliが軍隊を満期除隊してDLに復帰。Kaliは2020年以来の大会出場となる(多分)
未だPGCポイントを獲得できていないDLはPGC2023へ出場するためにはハイペースでPGCポイントを獲得することが必要となる。若手選手の中でも期待の大きい元V7コンビ JangGuとPudingの活躍に期待したい。
GNL ESPORTS (GNL)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/01/image-15.png)
HAMMER ⇒ GBL
ROY
TaekGyun ⇒ 脱退
Stella
ROY
Stella
LeaF (元KGA)
NN (元AF、LDなど)
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 16位
PWS : KOREA Phase1 7位
HAMMER、TaekGyunの2人が退団したGNLはPLSでの活躍が多いLeaFと元AFでレジェンド選手でもある大ベテランNN (Hansia)が加入。この加入はGNLがどれだけ本気かということを証明しているかもしれない。
ROY、Stella、LeaFと将来有望な若手が揃っているところに、大会優勝経験もあり、国際大会経験も豊富なNNが加わることで、若手選手たちがどういった成長・発展を遂げるのかに注目です。
Eagle OWls (EOS)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/02/image-54.png)
Dozel ⇒ 個人的都合で不参加
droplet
ONiON
SoL ⇒ 脱退?
droplet
ONiON
BeaN (元GnG)
GoNa (元PLSチーム)
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 5位
PWS : KOREA Phase1 14位
GOnGO Prince (GnG)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/02/image-57.png)
Hwarang
BeaN ⇒ EOS
Heat ⇒ KGA
PAKKI
Hwarang
PAKKI
Rang(kkachi) (元STX)
Xquad (元STX)
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 5位
PWS : KOREA Phase1 14位
Kyungil Game Academy (KGA)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/06/image-50.png)
Storm
Heat
Akyeon
Solution
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 10位
PWS : KOREA Phase1 13位
IFYOUMINE GAME PT (GP)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/06/image-51.png)
Hela
babsanghead
DDakGu
Type
Hush
bawoo
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 1位
PWS : KOREA Phase1 9位
PLS昇格チーム
AZLA PENTAGRAM (AZLA)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/06/image-49.png)
スポンサーが付いたことで名前がAZLAへと変更された
WICK2D
HIKARI
Adder
Akad
(C)Aqua5
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 11位
PWS : KOREA Phase1 2位
PGS 1 21位
PLS 2023 Season2 Final 1位
StormX Academy (STX)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/06/image-52.png)
?
2023年 春季 主な成績
BSC Season 8 14位
PWS : KOREA Phase1 15位
PLS 2023 Season2 Final 2位
Star Balloon (SB)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/06/image-53.png)
2heart
Seongjang
Ayoh
YJ
AKaN
2023年 春季 主な成績
PLS 2023 Season2 Final 3位
UniClass (UC)
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/06/image-54.png)
?
2023年 春季 主な成績
PLS 2023 Season2 Final 4位
個人的注目チームとTierリスト
正直、全てのチームが注目チームと言いたいところではあるが、流石にそれは大変なので、何チームかに絞って注目ポイントを改めて挙げておく。
まずはKWANGDONG FREECS (KDF)
注目は「Heather選手の起用法と活躍」
今年のKDFは以前よりも攻撃的なムーブが多く、中国チームやAPACチームにも対応できるように戦ってる印象がある。Renba選手が加わったこともそのスタイルを後押ししている。そしてそこにさらに、よりアグレッシブに戦えるフィジカルを有しているHeather選手が加わった。スターターがどうなるかはまだわからないが、LashK選手がこの強者達をどうリードするのかが注目ポイント。
続いてはStar Balloon (SB)
注目ポイントはズバリ「どこまで行けるか」
SBはSeongjang選手や2heart選手など第一線でプロとして戦っていた選手が集まったチームで、PTGやBGPと似たような形のチームとなっている。選手個人の実績・実力だけみればGENにも劣らないほどの実力者が揃っている。チームとしての実力は未知数で大会が始まってみないと分からないが、PTGのようにPGS 2 へと勝ち進んでも何ら驚きはない。即席的なチームなのでいつまで活動するのかは不明だが、韓国のPGS、PGCの枠を圧迫する存在になって欲しいところ。
お次はGNL ESPORTS (GNL)
何と言っても注目は「NN(Hansia)の復活」
NNのGNL加入は「本当に!?」と何度も文章を確認するほど驚いた。SBやPTGのような即席チームを組んでの復活ならありそうとは思っていたがまさかのGNL加入。そして、GNLにはここ最近の活躍が著しいStella選手やROY選手といったフィジカルが抜群に良い若手選手が揃っており、ここにNN選手や2tapコーチの知識・経験が合わさることで、もう一段階上のレベルを目指せるのではないかと期待している。GNLはYouTubeにVlogやVC動画を上げたりとチームとしても精力的に活動しているチームなので、個人的にも応援している。
最後はIFYOUMINE GAME PT (GP)
注目ポイントは「生存能力の高いムーブ」
春シーズンBSC、PWS Weekly Stageで大活躍だったGPは、Heather選手の活躍に注目が集まりがちだったが、プロ経験の少ないメンバーが集まったチームとしては正確で素早いムーブが上手く出来ているチームでもあった。オーダーのDDakGu選手は以前所属していたSSTでも優れたオーダー能力を発揮していた選手で、今のGPの活躍を支えていると言っても過言ではないだろう。とはいえ、ムーブでどうにもならない部分を突破するためにはフィジカルが必要となってくる。Heather選手の抜けた穴を埋めた上でさらに上位を目指せるかどうかに注目。
個人的Tierリスト
![](https://akahoshi53.net/wp-content/uploads/2023/06/image-56.png)
同Tier内では左から順に高い
S TierのDNWはもう言わずもがなのムーブ・連携・フィジカルどれをとっても世界Topクラスの完成度となっている。大会となれば結果はどうなるかはわからないが、持っている能力として現在韓国国内でDNWに肩を並べるチームはいない。
A Tierの2チームはマクロ・ミクロともに動きがしっかりしているチームで、メタを掌握出来れば他を圧倒して優勝する可能性がある。ただし、ここ最近はフィジカル重視のチームが増えてきたことで、戦い方を崩されて低迷することもしばしばみられる。
B Tierのチームはムーブや連携面では上位3チームを上回ってはいないが、フィジカルは非常に高いチームが揃っている。良くも悪くもファイト次第というチームが多く、爆発的に得点を稼ぐことも多い。AZLAとSBに関してはメンバー的にはA Tierだが、いまいち完成度が不明なのでB Tierとした。
C Tierのチームは上位に食い込むには少し苦労しそうなチームとなっている。良く言えば成長の幅が存分に残されているチームで、春のGPのように勢いに乗ることが出来れば上位を狙えそう。そして、来シーズンの移籍市場で目玉になるような若手が出て来て欲しいところ。
D Tierは未知数です。
終わり
移籍情報等の大体はLiquipediaで確認することが出来ます。今回の記事も大部分がLiquipediaに掲載されている情報をもとに作成されています。その他情報については各チームのSNS・HPなどを参照しています。
しばらくは追加情報や変更があれば追記していく予定ではありますが、常に最新状態に保たれるわけではないのでご注意ください。また、韓国編以外はたぶん出ません。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
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